犬のお悩み体験談

犬を室内でケージ(サークル)で飼っている我が家

犬ケージ

私はチワワのオス3歳と、ゴールデンレトリバー5歳の多頭飼いをしています。家族構成は夫婦と子供で、共働きのため犬は日中の長時間、留守番スタイルで生活をしています。

犬をケージ(サークル)で飼い始めた時期とケージのスタイル

うちの犬達は2匹とも保護犬で、成犬になってから我が家に引き取りました。すでに1歳を過ぎていたものの、基本的なしつけの程度がわからなかったこと、引き取り後は長時間の留守番が必要になることから犬を家に連れてくる前にケージを購入し、家にきた初日からケージを使う生活を始めました。

チワワ用のケージは、アイリスオーヤマの製品を使用しています。チワワなのでさほど耐久性は必要なく、それよりもデザインを重視したかったからです。アイリスオーヤマ製品には、インテリアに馴染む木目調のフレームの製品があり、この製品を購入しました。ただ通常の金属フレームの製品に比べ、お値段は1万円ほど高額でしたが、長年使う事を考えそちらを選ぶことにしました。

犬のケージの置き場所の工夫や、ケージの中の配置状況

ケージの置き場所は、リビングに面した場所に置いています。ただ、リビングには来客もあるので、扉で仕切ることの出来る場所を選び置いています。家族が在宅しているときはリビングの仕切りの扉を開け、家族との一体感を感じられるように工夫し、来客の時などは仕切り扉を閉めています。時々、来客に過剰に吠えてしまう事があり、この方法でお互いの使いわけをしています。

ケージの中には、タオルと水飲み用の器を取り付けるだけで、とてもシンプルにしています。我が家は、朝夕散歩に出かけてトイレを済ませるスタイルなので、ケージ内にトイレトレーを設置していません。食事も、食欲が旺盛で置き餌にすることもないので、食べきるとすぐに食器を片づけてしまっています。給水ボトルは、長時間の留守番でも飲み水が不足することが無いように、500ミリリットルのペットボトルを逆さにして取り付けることの出来るタイプのものを使用しています。

ケージ内にトイレトレーを設置すれば、朝夕の散歩の負担から解消されるというメリットもあるかもしれないのですが、留守中に部屋に充満するトイレの臭いや、トイレシーツのイタズラが心配なこともあり、我が家ではこのスタイルをとっています。

ただこの方法は、犬を家族に迎えた時点で、すでに1歳を過ぎた成犬になっていたことでできた方法とも言えます。もし子犬を家族に迎えていたら、長時間の留守番中、トイレを我慢させる事はさすがに難しいので、トイレトレーを設置しなければならないでしょう。

犬がケージで過ごす時間を決めて習慣化。夏場は犬のいる部屋にエアコンを使用し熱中症対策

うちでは「家族全員が外出中で犬が留守番をする時」「家族の就寝中」「来客中」「無駄吠えをした直後」などに犬をケージに入れています。それ以外の時間は、基本的にはリビングで自由に生活をさせていますが、家族の目が届かない、同じ空間に誰もいないという場面では、ケージに入れ過ごすようにルールを決めています。また、玄関チャイムに激しく吠えることが多いので、吠えているときは「ハウス」と指示を出し、自らハウスに戻るようしつけをしています。

家に犬だけでお留守番させる場合、夏場熱中症にならないかと心配される方も多いと思いますが、うちでは日中の、家族が不在になる時間帯はもちろん、夜間も熱帯夜と言われる日には、エアコンを使用しています。

エアコンの設定温度は27度とやや高めにし、人間であれば蒸し暑くも感じるほどですが、家族が不在で締め切った部屋は想像以上にエアコンがよく効き、帰宅した時に肌寒ささえ感じることもあります。タイマーを使用すれば稼働時間の調整は出来るのですが、時間帯による温度設定の変更が出来ないので、冷えすぎてしまわないようにあえて高めの設定にしています。

犬ハートマーク

犬にとって「ケージは安全で居心地の良い場所」そう習慣づけることでケージに入るのを嫌がらなくなる

友人から「犬がケージに入るのを嫌がって苦労している」という話しを聞いたことがありますが、うちの場合、もともとの生活環境でケージを使い慣れていたせいか、まるで嫌がる素振りを見せません。逆にハウスを安全な場所、自分の居場所と思っているようで、おもちゃやオヤツなど大事なものを持ち帰り、ゆっくりと楽しんでいることもあるほどです。

しつけの罰としてハウスを用いると、ハウス嫌いになるという意見もありますが、我が家ではこの方法で無駄吠えを解決出来ているので、叱るときもハウスを活用しています。また家族全員のルールとして、どんなにひどいイタズラをした時でも「犬がハウスに逃げ込んだらそれ以上追いかけない」というルールを徹底しています。ハウスの中に手を入れる、ハウスを叩くなどは絶対にしません。こうすれば「ハウスはどんな時でも安全」と犬が理解してくれて、ハウス嫌いにならずに済むからです。

犬のケージ、我が家のお手入れ方法は

ケージの掃除は週に一度、床面のトレーをはずして水洗い、天日干しをします。この時、中に入れてあるベッドやタオルも全て洗濯し、しっかりと天日干しをしています。タオルやマットには想像以上に抜け毛がついているので、あらかじめ台所用のゴム手袋でこすると抜け毛を簡単にとることが出来るのでおすすめです。

またケージのトレーはもちろん、周辺の壁にも広い範囲に消臭剤を吹ききかけ、気が付かぬ間についてしまうペット臭対策も行っています。我が家の愛犬は掃除機を嫌がらないので、ケージ周りの掃除機がけは毎日行い、抜け毛対策を行っています。

犬ケージの買い替えや処分について

子犬から飼い始めた場合、歯がかゆくてケージを噛んでしまいボロボロにしてしまったりすることもあるかもしれませんが、うちではこれまでケージを壊したことはなく、もう3年ほど同じ製品を使っています。甘噛みをする時期を過ぎていたこともあり、ケージに噛みつきなどもありませんでした。

ただケージの隙間や部品のつなぎ目には、細かな汚れや抜け毛がたまってしまっていて、水洗いだけではなかなか落としきれないのが気になるところです。うちの場合は、今後も犬が原因で破損をすることはないと思いますが、衛生面から考えて、買い替えをする必要が出てくると思っています。我が家は留守番時間が長いので、やや大きめのサイズを選んでいますが、利用時間が短い場合は、室内で邪魔にならない小型サイズでも十分かもしれません。

ケージの処分についてお話しますと、以前にも小型犬用ケージを使用していたことがありましたが、その時は処分をせずに、動物保護団体へ寄付させていただきました。当初は粗大ごみとして処分をする予定でしたが、処分料が1,000円かかる上に、引き取り可能な日程が2週間も先だったからです。

そのため処分方法をネットで調べたところ、破損もなく再利用が可能な製品は動物保護団体で必要とされていることを知りました。この場合、動物保護団体までの送料はこちらの負担になりますが、粗大ごみとして処分する費用とさほど変わらない金額だったので、差額分を寄付と考え、「困っている動物達のために使ってもらえるなら」とお送りさせていただきました。

犬をケージに入れることは、必ずしも可哀想なことではない

犬をケージに入れることは可哀想という意見もありますが、必ずしも正解ではありません。家族のいない自宅でケージもなく過ごすのは、かえって犬を不安にさせ、無駄吠えやトイレの失敗などの問題につながります。ケージは必要な時に使い、家族のいる時間には都度利用を考え、散歩など十分な運動をさせることで便利に活用できます。

ケージは、愛犬の生涯を通じて利用していくものなので、できるだけ買いなおす負担がかからないよう、長い目で生活スタイルや成犬時のサイズを考え、ジャストサイズを選び購入するとよいでしょう。

ちょっとひとこと

夫婦共働きなどで家を留守にすることが多く、本当は犬を飼いたいけれどあきらめているというご家庭や、今すでに飼っているけれど、犬がケージに入るのを嫌がり、困っているという方もいらっしゃるかもしれません。しかし環境を整え、しっかりとしつけをすることで、ケージで犬を飼うことは不可能ではありません。

実際にそういうご家庭事情で、犬を飼っている方も多くいらっしゃいます。職場やお友達で犬を飼っている方が身近にいらしたら、どんなふうにしているのか聞いてみるのも参考になるかもしれませんね。かわいらしい相棒とぜひ楽しい生活をお送り下さい。